僕のリガチャー遍歴
2014年 05月 20日
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・ロブナー エディーダニエルズモデル(アルト用・テナー用)
初めて買い換えたリガチャー。アルトなのに、テナー用を購入。
理由は何だったかな・・・多分アルト用の在庫がなくてテナー用でも入ったからだと思います。
音色は太くなる印象。楽器を始めてから一年ほどで購入。
プレートを入れるか入れないかで音の重さが変わります。
なぜかうちにはこのリガチャーが4つあります。
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・フランソワルイ(アルトラバー用/テナーメタル用)
大学3年生の時に購入。
その後しばらく使っていました。今でも割と使っている人を見かけます。
質量が軽く素直な音の印象。シルバーはブラスよりも少し音が締まるように感じます。よく鳴るため、シルバーの方を使って音を纏めていました。
今はアルト用は生徒さんに譲ってしまいました。テナー用は手元にあります。
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・ブルズアイゴールドプレート(アルト用/テナーラバー用)
中古で購入。
バランサーという重りを付けているのでリガチャー自体の質量がアップして音も太くなる感じ。
なんせパワーが出ます。あと、ゴールドプレートなので、音もかなり華やか。
結構明るい音で購入当時は気に入って使っていました。
今は同じくアルトサックスの武藤君に使ってもらってます。
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・セルマーノーマルタイプ(順締めブラス/シルバー アルト用・クラリネット用・ソプラノ用・テナー用)
旧タイプの順締めのタイプ。昔楽器買ったら付いてきたやつですね。
なんだかんだでかなりいい音。
質量自体も軽く、マウスピースとリードのいい部分を引き出してくれます。と言うか、余計な味付けがなく、セッティングの「素」の部分を音にしてくれます。
余談ですが金属リガチャーは逆締めより順締めの方が好きです。
・メイヤー純正(アルト用)
ニューヨークメイヤーの頃のリガチャー。MEYERのロゴが入ってます。
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・ウッドストーン(KODAMA2)
革の逆締めタイプ。中古で購入。
昔はこのタイプのリガチャー見るとすぐ試していました。
リードに当たるプレートがグラナディラという木でできているそうな。
柔らかい音です。革系リガチャーに共通するのは、余分な成分をカットしてくれること。ただ、響きまで失ってしまいやすいので、バランスの取れたセッティングが必要に感じますが、これは振動も殺されず綺麗に響きます。
四年ほど前までしばらく使っていました。
今は、たまにクラリネットのリガチャーとして使っています。
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・コンソリ(アルト用・バリトンメタル用)
またまた逆締めの革タイプです。
これも、中古で購入。定価がもともと安いのもあって2000円ぐらいで買った気がします。
素材はナイロンかな?リードに当たるプレートも樹脂のような感じ。
良い具合におさえがきいて高音の硬い成分がカットされます。
一時期ソプラノにもコンソリを使っていましたが滑らかで倍音も多く、響きも損なわれにくい気がします。
アルトではちょっと音量が足りないのでビッグバンドには不向きかもと思い止めました。
結構長いこと使いましたが、今年の年始に壊れました。⇒修理して、後輩に譲りました。
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・ボガーニ(ブラス、シルバープレート)
ジョーロバーノが使っているものの復刻版。
ジョーロバーノが使っているからっていうのが、購入の理由の半分ぐらいを占めています。僕は彼のファンなもので。
なんせ、通販で試奏せずに買いました。
純正品はセルマーが作っていたらしい。見たことないけど。
すごく柔らかい音。逆に柔らかすぎるかもというぐらい。
少し芯が弱いかな?
反応はかなり軽いですが、セルマー順締めに比べると色々劣るかな。
サイズが色々と変えられて、たまにクラリネットやテナーに使っていますが、レギュラーにはなれず、、、
シルバーはバリトンのラバーに使っていましたが、今は眠っています。
全て売ってしまいました。
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・Vandorenレザー(アルト用・ソプラノ用)
どこでも置いてるのになぜか東京で購入。
余計な倍音がカットされる印象。
リードに当たるプレートは3種類あって、茶色のプレートは柔らかくしなやか、金属プレートは反応がよく少し明るい、黒のプレートは芯があり、クラシカルな響きです。
今はアルト用のものをクラリネットのリガチャーとして使っています。
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・Vandorenマスターズ(アルト用)
・謎のリガチャー(アルト用)
・Silverstein Prelude(ソプラノ用)
高級リガチャー、シルバースタインの廉価版?であるプレリュードのソプラノ用です。
・Silverstein T-Flame(クラリネット用)
こちらもシルバースタインの廉価版であるT-Flameのクラリネット用です。
・バンブーリガチャー(クラリネット用)
こちらも紐で締めるタイプです。
総評
かつては革系リガチャーを好んで使っていました。
昔は狭めのオープニングに固いリードで吹いていたため、吹きごたえが比較的軽く
そういう意味で少し抵抗がある革タイプを好んで選んでいました。
過不足を補うのがリガチャーの役目なので。結局はトータルのバランスだと思います。
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プライベートレッスンを開催しています。
アドリブをしたい方、より良い音になりたい方、一度体験レッスンにお越しください。
by rorosax | 2014-05-20 00:47 | 楽器のこと | Comments(0)